本日レクサス宮崎にてC-Mall PROJECTの発表会を開催いたしました。
まず初めに宮崎トヨタ自動車株式会社の代表取締役社長佐土嶋恒夫より、2023年4月予定のグループ統合についてのプレゼンを行いました。
プレゼンでは、これまでの80年間の宮崎グループの歴史と昨今宮崎トヨタグループを取り巻く環境(CASE、カーボンニュートラル、トヨタ取扱車の併売化)から
「お客様の利便性」「変化への対応」「新たなサービスの提供」
そして
「お客様の幸せと従業員とその家族の幸せ」
に必要なことは何か検討し、宮崎トヨタ自動車株式会社、トヨタカローラ宮崎株式会社、ネッツトヨタ宮崎株式会社、ネッツトヨタヒムカ株式会社を合併することを決定した経緯を説明。
合併後は、
- より良いサービスを提供していくための「人財の育成」
- 業務の効率化/品質向上を目指した「総合物流センターの設立」
- 新たなサービス提供「地域の移動サポート」
- より地域に根差したサービス実現ための「エリア制の導入」
- お客様に新たな価値を提供できる「店舗づくり」
に取り組んでいくことの説明がありました。
次に宮崎トヨタ自動車株式会社の代表取締役専務の佐土嶋健より、本社花ヶ島地区再開発についてのご説明を行いました。
プレゼンでは、現宮崎トヨタ自動車本社・花ヶ島店、ネッツトヨタ宮崎本社花ヶ島店、トヨタエルアンドエフ宮崎株式会社、レクサス宮崎の約46,500㎡の敷地を利用した再開発の概要が発表されました。
計画では
・モビリティショールーム
(現宮崎トヨタ自動車花ヶ島店/トヨタカローラ宮崎花ヶ島店/ネッツトヨタ宮崎花ヶ島店/ネッツトヨタヒムカ花ヶ島店を一箇所に集約)
・本社オフィス
(現宮崎トヨタ自動車本社/トヨタカローラ宮崎本社/ネッツトヨタ宮崎本社/ネッツトヨタヒムカ本社を一箇所に集約)
・商業ゾーン
が新たに誕生することをご説明。
モビリティショールーム(除:商業ゾーン)では、年間約51万人の利用者を見込む施設となる。
開発コンセプトは、
FUN TO ”LIFE GAREGE”
MD計画では、地域の特色を生かした、地域の方が利用していただきたくなる、これまでのモール等とは一線を画す施設を目指すプランを発表。
また昨今のパンデミック・SDGsの取り組みの重要性等を鑑みて、既存施設を再利用していくことが説明された。
続いて商業ゾーン計画を担当する株式会社スペース 企画推進事業部 福岡開発部 部長 向井健太郎様より現段階の商業ゾーンの構想についてご説明いただきました。
「ここでしか味わえない、体験できない「価値」づくり」として、
例えば、
- 世界1位の焙煎士との協業による オリジナルコーヒーの展開
- 関西某テレビ番組1位にも選出された無添加ベーカリー店との協業による オリジナルベーカリーの展開
- 某年末歌合戦において某人気アイドルGの差し入れに。生産者とのネットワークを活かした こだわりの食の世界を展開
様々な魅力の掛け合わせによる相乗効果により、「施設価値の向上と醸成」を目指すことが説明された。
続いて
b&i設計共同体代表の七川 淳様、副代表の川崎 晃様より敷地のゾーニング及び設計におけるポイントについてご説明いただきました。
モビリティショールームは、世界一カッコよくて、面白い、人が自然と集まる自動車販売店を目指し一新するも、これまでの歴史やアイデンティティを大切に既存建物をできる限り再利用する計画が説明された。